田中角栄も愛飲したオールドパーとはどんなお酒?種類と特徴を解説

オールドパー

日本で世界5大ウイスキーに数えられる、スコッチウイスキー。スコッチウイスキーは、イギリス・スコットランドで製造されるウイスキーを指します。そんな名高いスコッチウイスキーを世界的に代表するのが「オールドパー」です。

日本で1番最初に輸入されたスコッチ・ウイスキーとも言われており、田中角栄や吉田茂といった著名人たちに愛飲された話も有名ですよ。今回は、オールドパーから販売されている4種類の銘柄についてそれぞれ特徴をご紹介します。

オールドパー購入を検討しているけれど、どの銘柄を購入すればいいのかわからない方へ参考になれば幸いです。

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オールドパーはどんなウイスキー?

オールドパー 種類

オールドパーは、日本に初めて輸入されたスコッチウイスキーといわれています。ウイスキーの価値を世に末永く広めていきたいという願いを込めて、創業者は「オールドパー」と名づけました。この「オールドパー」という名前は、イギリスで152歳まで生きたと言われる伝説の農夫「トーマス・パー」の愛称です。

ラベルには、ルーベンスによって描かれたトーマス・パーの肖像画もデザインされています。また、ボトルは表面がボコボコとしているのが特徴的ですが、これは17世紀販売当時の陶器ボトルのひび割れをイメージしているそうです。さらに、オールドパーのボトルデザイン最大の特徴は、中身の残量に関わらず写真の通りボトルが倒れない、斜めに自立する設計になっていること。

このことから、「何があってもくじけない」「不屈」という意味から、ゲン担ぎや長寿のお祝いの贈り物としても大変人気があります。

オールドパーを愛した日本の偉人達

オールドパーは、日本で最初に入ってきたスコッチウイスキーと言われており、多くの政治家や著名人に愛されてきたウイスキーなのはご存じでしょうか。

その始まりは明治時代、1873年に岩倉具視が率いた欧米使節団が日本に持ち帰ったとされるのがオールドパーと言われています。その際、明治天皇にも献上されたとされており、日本のウイスキー史に大きな発展をもたらしました。

他にも吉田茂や田中角栄が愛飲したことでも有名となり、特別な贈答用として人気があります。伝統的な日本を代表するスコッチウイスキーですので、特に年配の方への贈り物としておすすめです。

オールドパー 種類

日本の偉人たちが愛した、伝統あるウイスキーを大切な人へ。

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オールドパーはどの種類がおすすめ?

オールドパー 種類

オールドパーには、4種類の銘柄が販売されています。それぞれ、全く特徴が異なった味わいを楽しめるブレンデッドとなっていますので、お気に入りのものを見つけてくださいね。

手っ取り早く違いを比較したい方は、以下の表を参考にどうぞ。

特徴 度数 香り おすすめの飲み方
オールドパー シルバー スムーズ
ソーダによく合うキレのある味わい
40% 柑橘系
はちみつやバニラ
水割り
ハイボール
オールドパー 12年 まろやかな味わい
日本で初めて飲まれた
40% 柔らかい
甘いフルーツ系
水割り
ハイボール
オールドパー 18年 重厚で複雑な味わい 40% バニラ ロック

オールドパー シルバー

オールドパー シルバーは、オールドパーの中で1番新しく製造された日本市場限定販売の銘柄です。

スコットランドを襲った大寒波の際に、外に置き忘れられたオールドパーの樽から開発のヒントを得ました。樽が急激に冷やされたことにより、これまでよりもまろやかでスムーズな味わいになることを偶然発見。近年のハイボール人気にともなって、より食事に合うようなウイスキーを目指して開発が進み、2015年に販売開始されました。

柑橘系のフルーティーな香り、ほのかにはちみつのような穏やかな甘みも感じます。ソーダによく合う「いつもより少しだけ贅沢なハイボールを」をコンセプトに、高級志向だったウイスキーの世界をぐっと身近にしてくれるスコッチ・ウイスキーです。

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オールドパー12年

調和のとれた味わいと、穏やかな甘さを感じる香りとスモーキーな長い余韻。日本で最も長く愛されているオールドパーです。深く熟成された40種類ものモルトウイスキーをブレンドされて作られており、芳醇な味わいでゆっくり飲み続けるのに最適な名ウイスキーですよ。

水や炭酸水を加えても、バランスを崩さない絶妙なブレンドです。そのため、水割りやハイボールにしてもおすすめ。飲み口がさらに柔らかくなり、食事のお供として飲むのも大変人気があります。

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オールドパー18年

オールドパー市場最高クラスのバランスを目指してブレンドされたウイスキーです。18年熟成し続けられた原酒によって、なめらかな舌触りと芳醇な甘いバニラの香りは熟成感を感じさせてくれます。

なめらかな舌触り、芳醇なバニラの香りを感じたいならストレートで飲むのがおすすめです。少しずつ口に含んで舌の上に広げれば、重厚なコクとスモーキーな味わいがより一層感じられますよ。12年よりもさらに長く豊かに味わえる余韻を楽しむには、ロックがおすすめ。氷が溶けだすほどに違った味わいをじっくり堪能できますよ。

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様々なシーンで楽しめるオールドパー

オールドパー 種類

オールドパーは水や炭酸水を加えてもバランスを崩さず、より柔らかくマイルドな飲み口で楽しめるため、食事と一緒に楽しむのもおすすめです。特にオールドパー12年は、まろやかでうまみがあり、加水しても余韻が消えにくいためダシが効いた和食は特に相性がいいとされています。

じっくりとロックやストレートで堪能しても良し、食事をしながらワイワイ楽しんでも良し。オールドパーなら、様々なシーンに寄り添って贅沢な時間を演出してくれますよ。

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