オールドパーは、ふんわりと甘い香りに燻製のようなスモーキーさが特徴のブレンデッドウイスキーです。
歴史が深く高級ボトルとして有名なため、お試しで買うにはハードルの高いウイスキーでもあります。
今回は「オールドパーは美味しいのか」に焦点を当て、評価と口コミについてご紹介します。
オールドパーは数種類あるので、評価を知ることで自分に合うボトルを見つけられますよ。是非ウイスキー選びの参考にしてくださいね。
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独自の四角いボトルが特徴のオールドパー
オールドパーの斜めに立つボトルを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
表面のひび割れた模様は、陶器ボトルをイメージしています。
この斜めに立つボトルを「倒れない」「右肩上がり」の験担ぎとして、昔から多くの政治家が愛飲していました。
ボトルに描かれている人物は、152歳まで生きたとされるイングランド人のトーマス・パーです。
創業者は当時ロンドンで人気があったブレンデッドウイスキーに、長く人々に愛されるようにと願いを込めて「オールドパー」と名付けました。
そのことから、オールドパーは長寿のお酒として贈り物にも選ばれています。
種類で異なるオールドパーの魅力
オールドパーは、キーモルトであるクラガンモアの甘く華やかな香りが特徴です。
ハチミツ・レーズンのような甘さは40度あるとは思えないほど飲みやすく、まるでリキュールのように感じます。
2014年に九州地区のみ「オールドパーシルバー」が先行販売開始、翌年2015年には日本市場限定品として全国で販売されます。
2019年11月には、18年以上熟成させた原酒のみでブレンドした「オールドパー18年」が販売開始。同時に「オールドパーシルバー」「オールドパー12年」のパッケージデザインをリニューアルし、ブラック・ゴールド・シルバーと味わいの違いを演出しています。
熟成年数によって味わいが異なることもブレンデッドウイスキーの楽しみ方のひとつです。
ここでは、3種類のオールドパーの味わいを徹底評価しました。
口コミも紹介しているので、ボトルを選ぶ際の参考にしてくださいね。
【オールドパーシルバー】フレッシュで飲みやすい
日本人向けに販売されているだけあって、飲みやすくスッキリとした印象です。
爽やかながらもふんわりとオールドパーらしい甘みが感じられます。スモーキーさは弱いので、スコッチウイスキーらしさを求めている方には物足りない印象ではあります。
ジャパニーズウイスキーのように爽やかで、食事の味を邪魔しない印象です。
オールドパー シルバー | |
香り | アルコールの刺激臭がなく、無臭に近い |
味わい | 生クリームのような甘み・青りんご・穀物の風味・黒胡椒のようなスパイス |
おすすめの飲み方 | ハイボール |
【口コミ】オールドパー シルバー
ウイスキーシリーズ㉞オールドパー
シルバー
ハイボール向きのオールドパー(初めて飲む)らしく呑み口爽やか、若干の土っぽさ、まろみが。ウッとくるアルコール感が少ない。途中からカウボーイにして飲んだらすごい合う😳好き オールドパー今度高めの物をロックで飲んでみたい。2位タイ pic.twitter.com/QqF4LL306R— やまびこ ⟬夏⟭ (@cmsw013339) August 21, 2022
オールドパー シルバー♪
久しぶりにスコッチ。オールドパーは初めて。
蜂蜜、ナッツ、シダ、黒胡椒。最初は濃厚でまろやか、後からピリピリ強い刺激が追いかけてくる。なかなか良い。#ウイスキー #スコッチ pic.twitter.com/avEa8yYLja— よるねこ (@yorunekonya) December 27, 2020
日本限定で発売された「オールドパー」です。冷やされることでまろやかな味わいが発見された、風変わりな一本です。
ウイスキーの日より一部引用
全体的にとてもさっぱりとしており、ハイボールにして食事と一緒にたくさん飲むための銘柄という印象です。
普段飲むハイボールを少しリッチに楽しみたい方は試してみてはいかがでしょうか。
オールドパーの中でも飲みやすいので、贈り物にもおすすめですよ。
【オールドパー12年】リキュールのような華やかさ
古くから愛されているオールドパーが2019年にリニューアルし、オールドパー12年に名称が変更されました。
12年以上熟成された原酒のみブレンドされており、シルバーと比べスコッチウイスキーらしさが出ています。
香りは、ナッツを思わせる香ばしいモーキーさをしっかりと楽しめます。
ただし、燻製のような風味が苦手な方はバランタインやシーバスリーガルあたりより風味が強いため、好き嫌いが分かれるかもしれません。
味わいは、コーヒーのようなビターなコクと青りんごのような甘酸っぱさ・ドライアプリコットのようなまろやかなフルーツ感があります。
バランスがよく万人受けするブレンデッドウイスキーです。
オールドパー 12年 | |
香り | ナッツの香ばしさ・スモーキー |
味わい | ビターなコクと青りんごの甘酸っぱさ・アプリコットのようでとてもフルーティ |
おすすめの飲み方 | ストレート |
【口コミ】オールドパー 12年
オールドパー12年
ってスコッチ、程よい香りの中に深みを感じる…☺️ pic.twitter.com/wIntWZBIHj— シルフィン (@xilfeed) August 20, 2022
◻︎オールド・パー12年:スコッチ
3200円前後
味わいとしては、口に含んだ時の厚みがとにかく凄いです。嫌味のない甘さとまろやかな香りが絶妙です。ウイスキーを好きになったのであれば、必ず一度は飲んで頂きたい一品です。ストレート、ロックがオススメです。— ウイスキーを好きになって貰いたいbot (@bot_whisky) August 20, 2022
ほんのりショコラっぽいというか…ウイスキーボンボンを思い出すような甘い匂いがします。とても良い香りなので、チビチビとですがストレートでいただきたいお酒
(もぐナビから一部引用)
歴史が深く世界中でも愛され続けているだけあって、オールドパーのなかでもフルーティでリキュール感が強い味わいです。
オールドパーシルバーほどさっぱりとした印象ではないので、しっかりとスコッチウイスキーを楽しみたい方におすすめです。
ストレートが一番おすすめの飲み方ですが、少量の加水で風味が変わるためロックでも十分美味しさを感じられますよ。
【オールドパー18年】リッチなまろやかさとコク
オールドパー18年は、「オールドパー史上最高バランスのブレンド」と言われるほどの、重厚さと味わいの深さを楽しめます。
長期熟成されているため、オールドパーシルバー・12年と比べ、舌触りがまろやかでシルクのような柔らかさが特徴です。
味わいはオールドパー12年に似ているものの、カカオのような深みのあるコクが感じられます。ほんのりと柑橘の酸っぱさも感じるので、その点は好みが分かれるでしょう。
オールドパー 12年 | |
香り | バニラ・ナッツの香ばしさ、カカオ・ブラックチェリー・ピート |
味わい | カラメル・バニラのコク、シナモンなどのスパイス感もあり、余韻はウッディさが際立つ |
おすすめの飲み方 | ストレート |
【口コミ】オールドパー 18年
オールドパー18年🤤
流石!長期熟成😋美味しいです。
熟した果実やバニラのような甘さが、
いいですね🤤 pic.twitter.com/sOqpJ3NTn0— アーク (@garusiathiramis) June 26, 2022
オールドパー 18年 大変美味しい
吉田茂が愛したオールドパー
当時とは味が違うが、オンザロックで飲むかストレートが最も適してるだろう。バニラの香りとスモーキー感が味わいに深みを与え、かつ滑らかな喉越し いいね— 『いーちゃん』人狼Z垢(引退) (@I_chan_zinrou) November 28, 2020
初めて飲んだウィスキー…
口にしたのは角瓶だったけど、本気で美味しいと最初に感じたのは当時の上司が差し入れに持ってきたオールドパー18年だったなぁ
ハイボールで飲んだけど、とにかく香りが素晴らしくて感動した✨#ACWL2020— クラクラ (@Clown88371274) December 1, 2020
ストレートでゆっくり、じっくりと飲んで欲しいブランデッドウイスキーです。
手の温度であたため空気を含ませるようにグラスを傾けると、より一層まろやかで風合いになり芳醇さが膨らみます。
アルコール感がなく、甘みが強いのでストレートが苦手な方でも飲みやすいです。
物足りない場合はストレートかロックがおすすめ
オールドパーはブレンデッドウイスキーのなかでもライトで飲みやすいため、人によっては物足りなく感じることもあります。
その場合は、ストレートもしくはロックで試してみてください。
一番のおすすめはストレートです。オールドパーの甘みや香りをしっかりと楽しめます。
飲みやすく美味しいと高評価のウイスキー
オールドパーはどの種類もとても飲みやすく、美味しいと高評価のウイスキーです。
アルコール度数が40度あることを感じさせない、日本酒のようなフルーティな味わいを是非試してみてください。
今までウイスキーが苦手だった方や、スコッチウイスキーの独特な風味が気になる方でも気に入るのではないでしょうか。
注意点としては、オークションなどで販売されているオールドパーのなかには状態が悪く味が落ちているものもあります。失敗なくオールドパーを楽しみたい方は、現行品の購入がおすすめです。
オールドパーのキーモルトや風味が気になりますか?
そんな時はキーモルトを紹介しているページをご覧ください!
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